とある中学校の3学期、「2年6組」35人全員に密着し、ひとりひとりの物語を紐解いていく。
そこには、劇的な主人公もいなければ、大きなどんでん返しもありません。
それなのになぜか目が離せないのは、
きっとそれが「誰もが通ってきたのに、まだ誰も見たことのなかった景色」だから。
そしてその35人全員が、どこか自分と重なってしまうからかもしれません。
まだ子供か大人かも曖昧なその瞬間、私たちは、何に傷ついて、何に悩んで、
何を後悔して、何を夢見て、何を決意して、そして、何に心がときめいていたのか。
これは、私たちが一度立ち止まり、
いつでもあの頃の気持ちに立ち返るための「栞」をはさむ映画です。
とある中学校の3学期、
「2年6組」35人全員に密着し、
ひとりひとりの物語を紐解いていく。
そこには、劇的な主人公もいなければ、
大きなどんでん返しもありません。
それなのになぜか目が離せないのは、
きっとそれが「誰もが通ってきたのに、
まだ誰も見たことのなかった景色」だから。
そしてその35人全員が、どこか
自分と重なってしまうからかもしれません。
まだ子供か大人かも曖昧なその瞬間、
私たちは、何に傷ついて、何に悩んで、
何を後悔して、何を夢見て、何を決意して、
そして、何に心がときめいていたのか。
これは、私たちが一度立ち止まり、
いつでもあの頃の気持ちに立ち返るための
「栞」をはさむ映画です。
CM、YouTubeオリジナルコンテンツの制作会社を経て、2016年よりフリーランスに。
2019年に監督/原案/脚本を務めたYouTube短編映画「ハロー!ブランニューワールド」は国内外で約5000万回の視聴を達成し、
アジア最大級の国際短編映画祭でベスト・オブ・ザ・イヤー(大賞)を受賞。
時代を問わない普遍的なストーリーをもつ、あたたかな映像作品を得意とし、現在はリモート演劇、映画等、表現は多岐にわたる。
CHOCOLATE Inc.プランナー。映像企画を中心として、空間演出、商品開発、統合コミュニケーション設計を担う。JAAAクリエイターオブザイヤー最年少メダリスト。カンヌライオンズ、スパイクスアジア、メディア芸術祭、ACCなど、国内外のアワードで、60以上の受賞。米誌Ad Age「40 under 40(世界で活躍する40歳以下の40人)」で、アジアから唯一の選出。
COMMENTS
コメント
35人すべてに自分が重なる。嫌いのなかに好きがあったり、好きのなかに嫌いがあったりするあの時期を、 もう一度味わった感覚。
(30代男性・編集者)
映像がとてつもなく美しく儚く、観て数時間が経って、なぜか泣けてきた。
(30代女性・企画職)
VRゴーグルをつけないVRのような映画。自分があの中学校に馴染んでしまった感覚。不思議な気持ちです。
悩むって最高。自分ももっとはりきって悩もうと思いました!はげまされました。
2年6組へのインタビューである一方で自分の過去がこっそりと触られる感触があった。
(20代男性・大学生)
当時感じてた「生きづらい」を描いてる映画。 それ自分だけじゃない、そして今もそうみたいってことがわかる。 生きづらかったあの頃が肯定された気がする。
「人生35回やり直してみたけど結局悩むんだな」って分かった。 「答えなんてないんだ」って気づくけれど、絶望しない不思議な映画だった。
(40代男性・映画ライター)
特に何か事件が起きるわけではなく、2年生の間の短い時間を切り取っただけでこんなにもおもしろく考えさせられるなんて…とても楽しく観ることができました。
(20代女性・大学生)
見ていくうちに自分が14歳に戻る作業が始まり、次第に今の生活している実社会に当てはめ、「人は色々な事情や感情があるから、やっぱり優しくなりたい」と思えた。日本中の全ての人に観て欲しいです。
(フィンランド人大学教授)